こんにちは!もしけです!
今回は、内定面談での確認すべきポイントについてです。
- 内定獲得後、面談に呼ばれた理由が知りたい方
- 内定面談で、やっておいたほうが良い事、注意すべきことが知りたい方
苦労の末、行きたいと思っていた企業から内定をもらえました!
長く大変だった転職活動も、いよいよ大詰めです。
【内定決定通知書】と一緒にこのようなコメントを内定を貰った企業から頂きました。
「内定条件の詳細説明と顔合せ等を実施したいので、もう一度来社頂けませんか?」
ご安心を、警戒しなくても面接自体は合格しています。
会社側は、貴方に来てもらいたいと思っています。
その為、質問や要望が伝えやすい面談で、より内定承諾の確度を上げたいと思っている為の申出です。
内定面談では、どのような事に気をつけるべきでしょうか?
ここまでくれば余程の事をしない限りは、内定取消しはありませんが、ないとは言い切れません。
だからといって自分がこれからお世話になろうとしている会社に、聞くべき事を聞かないという事は、勿体ないですし、入社後の条件齟齬(じょうけんそご)防止にもなります。
今回は人事として沢山の応募者相手に内定面談をしつつ、自分自身も数々の内定面談を通じて入社してきた私が、内定面談の対策をシェアしたくまとめました。
どうか最後までお付き合いくださいませ!
内定面談は、本当にその会社で働きたいかの確認の場
長い長い転職活動(私の場合)を終え、複数内定をもらった中で、どの会社にするという判断ってしづらいですよね。
そこで、皆さんに一つ聞きたい事があります。
そもそも、あなたにとってその転職先の会社はベストでしょうか?
内定先が決まって、これで転職活動しなくて済むと深く考えず、内定承諾していないでしょうか?
内定面談では、はやる気持ちを落ち着いて考える事ができる良い場です。
転職をしようと決意し、転職軸(※)を固め、書類を作って選考を受けてきた事を振り返って見ましょう。
※転職軸に関しては、下記記事で紹介しています。
どのように振り返ればよいかは、下記4つのチェックポイントで是非進めて見てください。
チェックポイント①:転職先の求めるニーズと自分は、本当にあってるか?
皆さんが転職活動をしていて企業に応募する時は、必ず書類選考や面接を行います。
その時の募集要項、お任せしたい業務、業務内容など言い方は様々ありますが、
要は何の業務をやってもらいたいか?を記載しています。
募集要項の業務は、本当にすぐできる?
中途採用は、募集要項に載せている業務は、基本的に即戦力を求めています。
なので「質問しながらならできるな。」とか「昔ちょっと見た事があるから大丈夫だろう」とかは、結構危険です。
転職先の会社は、募集要項に載せている業務は、ほっておいても自己完結してもらえると思って採用しています。
※転職先で求められている業務の区分けの重要性が知りたい方は、下記記事をご参考くださいませ。
先ず活躍出来ることを伝えていて、イメージが出来ていることが大事。
とはいえ募集企業側も、やってもらいたい業務が10個あったとして、10個すべて完璧にできる人を採用しようと、理想の高い事を言っていたら一生採用できない事もわかっています。
なので募集要項に1~10やってもらいたい事の記載があって、自分は8個は完璧にできるけど2個だけちょっと苦手、もしくはわからない事があるなど。
できるできないの業務区分けに関しては、内定面談で、正直に話しておきましょう。
チェックポイント②:持ってるスキルで活躍した後、何がしたいかを伝えているか?
極論、企業が中途採用の募集時に求めるスキルは、目先だけの話です。
難易度の高い専門職の募集では、本当に募集時の業務だけをやって欲しくて、その後は勝手にしてと、考えている会社さんもあるくらいです。
会社側求職者ともに、その仕事が終わったらさよならと、ビジネスライクな擦り合わせがしてあるならいいです。
でも応募側が、この会社で頑張りたいって思っているなら、最初の任されたミッションが達成した後に何をするかは、絶対に確認しておくポイントです。
会社を調べて、具体的に活躍ができる事を伝えましょう。
転職で活躍するコツ5点紹介!働くとは当たり前の繰り返し。 で書いた通り、中途採用で人をとるからには、募集スキルのプラスアルファを会社は求めてきます。
そのような会社である事が想定される場合は、目先の限定された仕事だけでなく、その先にできる活躍ポイントを自分から必ず伝えておきましょう。
募集時のスキルで活躍して、自分の居場所を作った後は何がしたいか?
または、会社は、募集時の仕事が終わった後自分に何を期待しているか?
面接時に伝えていないならば、内定面談で必ず確認をしておきましょう。
チェックポイント③:年収の内訳をちゃんと知っているか?

給与の内訳にみなし残業時間が入っていたり、自分の希望年収が賞与の内訳を入れて算定されていたり等、給与は会社によってルールが違います。
自分のニーズと合ってますでしょうか?
改めて確認する必要があります。
年棒制から月給制の会社に転職した場合での、ありがちなトラブル
例えば、転職前が元々、年棒制の会社であり、
【年収500万賞与なし 月給41.7万】
で働いている人がいます。
転職先では、賞与がある会社で、
【賞与前年実績で月給の3か月分】
だから
500万÷15ヶ月計算で【月給33.3万】
この金額でオファーで内定承諾をしてしまうケースがあります。
賞与は給与規定によっては、必ず保障される金額とは限らない事があります。
※詳しくは、転職後ボーナスは、いつからもらえる?意外と知らない賞与の仕組みの話。で書いておりますので、是非コチラもみてください。
もし、入社する会社の業績が傾いたり、転職したばかりでうまく活躍できなかったりして、【月給三か月分の賞与】がもらえない場合は、実質上年収を下げての転職になってしまいます。
なので、転職先のお給与のルールは必ず詳細に確認しましょう。
チェックポイント④:面接時、体力と気力でカバーをセールストークにしすぎてないか?
前職が、過重労働中の過重労働過ぎて、限界が来て転職しようと思った方は、その耐えてきた忍耐の部分を買われている可能性があります。
面接官の心の声
「前職残業平均100時間かあ。うちは100時間超える事はあるけど、平均すると80時間だな。これくらいなら大丈夫だろ。」
みたいな感じです。
転職先に、労働時間に関しては特に拘りませんという場合は、それでよいのです。
そうではなく、労働時間が長い事が譲れないこと。
前職より、バランスよく働きたいと思っている場合は、この部分を確認しておかないと、後々前職との同じ理由での退職理由&転職理由になってしまいます。
なので、確認してくださいね。
まとめ:内定面談では、確実にその会社にしたいと思う為に、正直に聞きましょう。
今回のまとめです。
- 内定面談の招待は、ぜひ来て欲しいという人に対して実施するもの
- よほどの事をしない限りは入社はできるが、折角の機会なので、確認すべき事を聞いておくこと
- 確認すべきことは4点のチェックポイントに分かれる
- 4点のチェックポイントを振り返って、面談担当者に質問をして、ちゃんとクリアにしておく事が、入社後揉めたり、早期離職せずに済むリスクヘッジになる。
内定を獲得したという事は、スキル面でも人間的にも、この会社でやってくれそうという期待は間違いなく得ています。
「私は御社で、長く活躍したい。この会社で頑張りたいと思っているからこそ、細かくて申し訳ないのですが、確認させてください。」
内定面談では、上記スタンスをちゃんと持っておきましょう。
「転職前に細かく聞くのは失礼だからな~」っていう思いは、お互いにとって良くないケースを招きます。
なので、勇気を持って話してくださいね。
以上でございます!最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!